XMトレーディングはスキャルピングよりも、デイトレードやスイングトレードをメインに取引する方が多い傾向にあります。
デイトレ―ドやスイングトレードでは、相場が一方方向に伸びるトレンド相場を狙うと大きな利益が見込めるものです。
そんなトレンド相場で取引する際には、移動平均線の使い方を知っておくと効果的であると言えるでしょう。
このページではXMトレーディングの移動平均線というテーマで、使い方や導入方法を詳しく解説していきます。
移動平均線とは?!
移動平均線とは一定の期間から価格を算出して、折れ線グラフによって平均価格を表示させるものです。
その日を含めた過去〇日間の平均価格が、メインチャートに線となって表示されます。
ここでは日足チャートで期間5の移動平均線を表示させているから、5日分の平均価格が表示されている事になるね。
- 1分足で期間5の移動平均線→5分間分の平均価格
- 5分足で期間5の移動平均線→25分間分の平均価格
- 1時間足で期間5の異動平均線→5時間分の平均価格
このように、表示させる時間足や期間で平均の価格は異なる仕組みです。
EMAとSMA
移動平均線には、EMAとSMAの2種類があります。
- EMA→指数平滑移動平均線
- SMA→単純移動平均線
EMAは直近の値の値動きを大きく反映させるのに対して、SMAは指定した期間の値を等しく反映させるという特徴があります。
つまり、EMAの方が市場価格に対して敏感に反応しやすいという事です。
どっちを使った方がいいのかな?
ただし、多くの方はEMAを使って大きな値動きの反映を見極める傾向にありますよ。
ゴールデンクロスとデッドクロス
移動平均線はトレンドを見極めるインジゲーターです。
手法やチャートパターンの1つとして、ゴールデンクロスとデッドクロスといったパターンが意識されます。
- ゴールデンクロス
→移動平均線の短期と長期線が交わって上昇トレンドを作るサイン - デッドクロス
→移動平均線の短期と長期が交わって下落トレンドを作るサイン
チャートの左側の交わりをゴールデンクロス、右側の交わりをデッドクロスと表現します。
複数の移動平均線を表示させて交わりを確認する方が多いです。
XMトレーディングでの移動平均線の表示方法
次に、XMトレーディングで移動平均線を表示させる方法を紹介します。
XMトレーディングではMT4とMT5を使った取引ができますが、どちらでも表示の手順は同じです。
チャートの挿入をクリックする
まずは、MT4チャートの上部にある挿入をクリックしましょう。
次に表示される項目の、インディケータを続けてクリックします。
トレンド→Moving Averageの順にクリックする
次に、トレンド→Movig Averageの順にクリックをします。
期間の設定をする
最後に移動平均線の設定を行います。
期間の項目に表示させたい期間を入力しましょう。
- Simple→SMA
- Exponential→EMA
最後にOKをクリックすれば、メインチャートに表示されます。
XMトレーディングの取引ではGMMA(複合型移動平均線)がおすすめ
XMトレーディングはスプレッドが他社に比べて広めなので、移動平均線を使ったデイトレードやスイングトレードがおすすめです。
その中でもおすすめが、GMMA(複合型移動平均線)というものになります。
GMMAとは?!
短期線束6本と長期線の束6本、合計12本の移動平均線で構成されたもの。
トレンドの強さや転換点を見極めるのに用いられる。
短期線束 | 期間3・5・8・10・12・15 |
長期線束 | 期間30・35・40・45・50・60 |
前述したゴールデンクロスやデッドクロスの分析にも有効です。
線の角度でトレンドの強さが分かるほか、短期線の長期線の交わりでトレンド転換のシグナルが確認できます。
GMMAを表示させるとローソク足の形が見にくくなります。
ローソク足を根拠にしたい場合は、複数画面で分析するなどして使い分けるといいでしょう。
XMトレーディングの移動平均線まとめ
XMトレーディングの移動平均線についてまとめました。
- 移動平均線はトレンドの強弱を見るのに最適
- XMトレーディングのスイング/デイトレードではGMMAの分析が有効
- 主にSMAとEMAとの2種類がある
FXは大きなトレンドを狙う事で高額の利益が見込めるものです。
XMトレーディングのハイレバレッジと豊富なボーナスを活かせば、少ない証拠金でも大きな利益を出せる可能性があります。
移動平均線を使う事は有効なトレンドの分析に繋がるので、うまく活用してトレンド相場での利益を狙っていきましょう。