FXでは1年間で利益が出ていた場合、確定申告にて利益の申告をしなければいけません。
日本人人気No1のFX会社であるXMTradingでも同様です。
確定申告には年間取引報告書が必要となりますが、今回はそのダウンロード方法と注意点について詳しく解説します。
XMTradingの年間取引報告書が必要な人
XMTradingで取引をしていて、年1回の確定申告で年間取引報告書が必要な方は以下の通りです。
- 給与所得がある人→年間で利益が20万円を超えた
- 給与所得がない人→年間で38万円を超えた
給与所得がない人は一部個人事業主も含まれます。
一定の利益が出た時点で申告義務が発生するので、年間取引報告書を発行しておきましょう。
複数社で取引をしている場合でも、合計して上記の利益が出ている場合は申告義務が発生します。
(例)A社の利益→10万、B社の利益→20万、C社の利益15万
＝合計45万円の利益を申告
年間取引報告書のダウンロード方法
次に、年間取引報告書のダウンロード方法を解説します。
MT4/MT5を開く
まずは、XMTradingのMT4/MT5を開きましょう。
複数口座で両方のプラットフォームで取引している場合は、双方からダウンロードする必要があります。
MT4/MT5の上部にある「表示」→「ターミナル」の順にクリックしましょう。
口座履歴を開く
チャートの画面下に取引中のポジション情報や現在の証拠金が表示されます。
取引から口座履歴を選択してクリックしましょう。
期間を設定する
口座履歴を右クリックすると上のような項目が表示されます。
「期間のカスタム設定」をクリックしましょう。
次に表示される画面で期間を選択します。
確定申告の際には前年の1月1日～12月31日まで1年間分の損益計算書が必要となります。
年間取引報告書をダウンロードする
期間が選択できたら先ほどの項目に戻ります。
取引履歴を右クリックして「レポートの保存」をクリックしましょう。
年間取引報告書の見方
年間取引報告書は、損益計算書とも言います。
FXは勝ったり負けたりを繰り返すものなので、年間の利益を見るには損益の割合を見てあげる必要があるのです。
先ほどダウンロードしたファイルには、年間の取引履歴と損益の計算がされたものが記載されています。
| ①入出金 | 年間で入出金した金額 |
| ②クローズドトレード損益 | 1年間の損益 |
| ③残高 | 現在残っている口座残高 |
| ④クレジットファシリティ | 付与されたボーナスと 出金で減ったボーナスの合計 |
| ⑤フローティングP/L | ポジション保有中で確定していない損益 |
| ⑥エクイティ | 有効証拠金の合計 |
| ⑦マージン | ポジションを維持するのに必要な証拠金 |
| ⑧フリーマージン | 余剰証拠金 |
様々な項目がありますが、ここで必要なのは②の損益になります。
ここに1年間の損益が記載されているから、それを申告書類に入力すればいいよ。
年間で損失が出ている場合は、クローズドトレード損益に－が付いています。
その場合は申告義務が発生しません。
年間取引報告書(損益計算書)の注意点
年間取引報告書の注意点を解説します。
白色5年、青色7年の保管義務がある
2021年時点で確定申告の際には、年間取引報告書を添付して申告書類と同封する必要はありません。
しかし決まりとして一定期間の保管義務があります。
| 申告方法 | 保管義務期間 |
| 白色申告 | ５年 |
| 青色申告 | 7年 |
口座解約をするとダウンロードできない
XMTradingでの取引を退会、解約をしたい場合は、必ず年間取引書のダウンロードをしておきましょう。
口座を一度でも解約してしまうとMT4/MT5にログインできなくなるので、年間取引書がダウンロードできなくなってしまいます。
サポートに問い合わせてもダメなのかな?
解約・退会するにしても必ず先にダウンロードをしておかないといけないよ。
XMTradingの年間取引報告書まとめ
XMTradingの年間取引報告書についてまとめました。
- 年間取引報告書はMT4/MT5からダウンロード可能
- 年間で損失を出した場合や一定水準の利益を超えないと申告義務がない
- XMTradingの解約後はダウンロード不可
一定水準の利益が出ている場合では、必ず必要となる書類なので申告前に必ずダウンロードして保管しましょう。
レポートの期間を変えることで1ヶ月単位や、3か月単位といった自身の勝率や損益も把握できます。
直近の勝ちだけではなく、トータルでの勝ち越しができるように取引していきましょう。
